こんにちは、くまネルです。
2022年6月、「情報セキュリティマネジメント試験」を受けて、1回目で見事に合格することができました(合格証は2022年7月発行)!
今回は受験した経緯や学習方法について、皆さんとシェアしたいと思います。
1.ITパスポート試験からのステップアップ
昨年、「ITパスポート試験」を合格したとき、次のステップは「基本情報技術者試験」と考えていました。
「基本情報技術者試験」⇒「応用情報技術者試験」と試験概要を調べると、セキュリティ技術は重要な分野として、常に試験範囲に含まれていた。
であれば、ここで「情報セキュリティマネジメント試験」を受験し、基礎知識を習得したり、接触頻度を高めたりしておくことがよいのかなぁ と考えるに至りました。また、このまま「基本情報技術者試験」に挑むにやや自信がなかったこともありました。
ということで、次のステップとして、「情報セキュリティマネジメント試験」を受験することにしました。
2.情報セキュリティマネジメント試験の概要
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のHPによると
◆科目A試験(旧午前試験)
情報セキュリティの考え方をはじめ、情報セキュリティ管理の実践規範、各種対策、情報セキュリティ関連法規などに加えて、ネットワーク、システム監査、経営管理などの関連分野の知識を問います。
・重点分野
情報セキュリティ全般/情報セキュリティ管理/情報セキュリティ対策/情報セキュリティ関連法規
・関連分野
テクノロジ/マネジメント/ストラテジ
◆科目B試験(旧午後試験)
業務の現場における情報セキュリティ管理の具体的な取組みである情報資産管理、リスクアセスメント、IT 利用における情報セキュリティ確保、 委託先管理、情報セキュリティ教育・訓練などのケーススタディによる出題を通して、情報セキュリティ管理の実践力を問います。
となっています。科目A、科目Bともなかなか重厚です。私が受験した当時は、午前試験、午後試験という旧制度でしたが、そのときもかなりの分量であると感じました。
難易度は、当時と同じくらいかなぁ。
3.学習開始 テキストはこれ 主力テキストは1冊に絞った。
選んだテキストは
●徹底攻略 情報セキュリティマネジメント過去問題集 著インプレス
徹底攻略 情報セキュリティマネジメント過去問題集 令和3年度下期 [ 五十嵐 聡 ] 価格:1,628円 |
名称は問題集となっていますが、解説が豊富で、テキストとしての要素も十分でした。
隙間時間想起用のいつものノートはこんな感じです。
学習期間は3週間程度でした。ITパスポート学習での知識が多少残っていたので、思っていたより短時間で合格レベルに達することができたと思います。
・平日早朝1時間程度と土日3時間程度、あとは隙間時間
・合計学習時間は、35時間~40時間程度
私が受験したときは、午前試験、午後試験とも試験時間は90分(現在はAB科目とも120分のようです)でした。1日中試験を受けるのは、当時の私には集中力が心配だったので、別日に受験することにして、準備をすすめました。
4.とりあえず合格 この次は
午前試験、午後試験とも正答率70%程度で「とりあえず」の合格を手にしました。
普段何も考えずに使っている「電子メール」に、これほど気をつかってセキュリティ対策がなされていると思いませんでしたのでとても勉強になりました。
「ITパスポート試験」と「情報セキュリティマネジメント試験」は「ITを利活用するもの」が取得する試験と位置付けられています(IPA)。
そういう意味では、すべてのビジネスパーソンが学んでおくべきことかもしれないですね。
これで、「基本情報技術者試験」への準備が整ったと、勝手に納得したのも記憶しています。
5.まとめ
- 学習期間3週間程度
- 学習時間35時間~40時間程度(平日早朝1時間、土日3時間、隙間時間)
- 午前試験と午後試験は別日で受験(現在は科目Aと科目B)
これから取得を考える方々の参考になると嬉しいです。
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